REVOLGERの裏話
前々から告知していた通り、4/1はチャー研投稿祭'19なわけです。チャーケニストはこれを祝うためにエネルギーを全振りしてしまうため、嘘などつく暇がない。
僕はこれに二つの動画で参加しています。
こっちは僕が主導で行ったとーかさんとの二人合作です。
こっちは多人数合作です。
【Collaboration】Chargeman Symphony ーThe Ken Charging Foreverー
ここでは前者の話をします。
REVOLGER
原曲はsky_deltaさんのREVOLVERです。SOUND VOLTEXのコンペで優秀賞を受賞した曲です。24分・32分音符が乱舞していて0.25倍速でも聴きごたえがある曲でした。
今回のコンセプトは、「ボルガ博士の蘇生と革命」です。チャー研MADでは単純な爆発物として扱われることの多いボルガ博士。自分の動画でも肛門の穴めがけて発射されるなど、座薬並みの扱いを受けています。しかしボルガ博士にも感情はあるわけで、落とされているさなかに何を考えているのか考え、この動画に至りました。revolveは本来「回転」という意味ですが、今回は「revive」と「revolt」を合わせた造語として扱いました。「Re-ボルガ」で「帰ってきたボルガ博士」とも読めます。
そしてメタコンセプトは「協力型合作」です。今回この動画を作るにあたってとーかさんに協力をあおいだわけですが、とーかさんを選んだ理由はとーかさんしか頼める友達がいない自分には作れないスタイリッシュな映像を作れるからです。自分自身の動画の良いところは「絵コラを中心とした物語展開の構成」「原曲と素材へのリスペクト」だと思いますが、逆に映像の動かし方やエフェクトの掛け方などはまだレパートリーが少ないので、そこをとーかさんに補ってもらおうと考えたわけです。逆に完全にとーかさんに投げてしまうのは忙しそうな中で申し訳ないというのと、やっぱり原作へのリスペクトを出せるのは自分しかいない（とーかさんはボルテをプレイしていない）ので、おおまかに前半は自分が担当することにしました。また、後半の映像のディレクションも事前に、かつての自分よりも詳細に出しました。
もっとも、これは勝手なコンセプトなのでとーかさんがどう思っているかはわからないです。音NCMの運営とかぬえ合作4とかいろいろ忙しい中で作っていただいて本当に感謝の極みです。
前半(0:00～0:43) 音声・映像: ShiMa
0:00～0:03 sky_deltaさんの曲であるKreuz・Exordiumのムービーで出てくる時計です。
【G2R2014】Kreuz / sky_delta【BGA】
【MotionGraphics】Exordium / sky_delta【MV】
0:04～0:16 物語をスタートさせるため、ボルガ博士を落とすところからスタートさせました。背景がころころ変わるので、音に同期させるパートではそれを意識させないためにあえてBB素材ではない元の映像から映像を取っています。
0:16～0:18 sky_deltaさんの曲であるCryonixのムービーです。
【BOFU2015】Cryonix / sky_delta【BGA】
0:18～0:19 二人のロゴ入れるのいいなあと思っていたので、とーかさんのロゴを勝手に作りました（もちろんOKはもらっています）。今見返すととーかさんならではの要素（VTuberとかぬえとか鹿とか）が入れられなかったのが悔やまれる。
0:19～0:31 チャー研MADをにぎわせてきた往年の素材を流していく構成です。この動画の主人公はボルガ博士なので、ボルガ博士の通り道に素材がいるという流れにしました。
0:31～0:40 REVOLVERといったらここの地帯だよなあという感じがしたので、譜面再現です。これもボルガ博士目線での映像という形にしています。小トリルに合わせてキチガイと言わせるのは自分のお気に入りです。ちなみに途中の画面の消し方はI / 黒魔を意識しています。REVOLVERとあまり関係はないですが。
後半(0:43～1:49) 音声・映像補助: ShiMa 映像: とーか
0:43～0:53 左下のピアノの先生だけ僕、残りはとーかさんです。ここのセリフはおおまかにこんな感じでって出したディレクションに従ってとーかさんがつけてくれました。
0:53～1:03 救いを求めるボルガ博士に対して、星君が救済するという流れです。大まかな指示だけ投げてあとはとーかさんに任せました。
1:03～1:31 絵コラは僕が描いて、それ以外はとーかさんです。ここはREVOLVERのジャケットをトレスした絵コラを使いたいという気持ちは確かなものでしたが、本当に動画をどう作るかがわからなかったので、そこはとーかさんにお任せしました。結果かっこいい感じで帰ってきたので良かったです。自分にとってはこういう相補的な関係が合作をする利点だと思っています。音声・動画を完全に明確に分けてしまうのはもったいないかもね。
去年と言い今年と言いボルガ博士をムキムキに描く癖があるようです。
1:31～1:49 ボルガ博士が研に復讐しに行くという流れです。ここも指示だけ投げてとーかさんに任せました。
