鍵山雛の聖地? 「大鐘家」に行った話
こんにちは。
1週間前の2月15日と16日にちょうど休みがとれたので、旅行に行ってきました。
なので、そのレポート記事を書こうと思います。
ブログで旅行レポートを書くのは初めてですが、がんばります。
旅行に行こうと思ったきっかけは、京都で叡山電車が東方とコラボしたことでした。
そのコラボでは、なんと鍵山雛ちゃんが大型スタンディになって活躍しているではありませんか!
雛ちゃんがこういった企画で日の目を見ることなんて一生に一度だと思ったので、お祝いに行かなければと思い、決断に至りました。
あと、寒い日が続き仕事の疲れも溜まっていたので、温泉にも入りたかったですし、旅行に行きたい気分でした。
しかし、時間的には2日かかる見込みで、2日目をスタンプラリーに費やすとして、1日目を京都入りだけで済ませるのはもったいないと思いました。
そこで、ずっと行ってみたかった、雛ちゃんの聖地と目される大鐘家に行こうと思ったのです。
大鐘家は、静岡県牧之原市にある重要文化財です。
雛ちゃんのスペルカードである「悲運『大鐘婆の火』」の伝承も静岡でした(実際は牧之原より西の掛川の伝承ではあるのですが、同じ苗字な以上血縁はあり得るかと思います)。
それに、大鐘家は雛人形の展示で有名です。
もし仮に大鐘家が大鐘婆の火の伝承と関係がなかったとしても、神主の頭の中では「雛人形をモチーフにしたキャラ→雛人形が有名な地として大鐘家がある→大鐘家といえば大鐘婆の伝承がある」というような連想ゲームが起きたかもしれませんし。
そんなこんなで、雛好きとしては一度はお目にかかりたかったわけです。
第0章 出発
というわけで、旅行に出発!!!
………………
いきなりやらかしました。
新横浜で新幹線に乗る予定だったのですが、菊名で横浜線に乗り換えるとき、間違えて東神奈川方面の電車に乗ってしまいました。
「接頭辞+神奈川っぽい名前」だとなんとなく捉えていたらこのざまです。
結局予定していた新幹線には間に合いませんでした。開幕から波乱です。
とはいえ、静岡-京都間を普通列車で行こうとしていたので、そこを新幹線に変えれば時間は大丈夫です。
新幹線でスケジュールを組み直しつつ、JR藤枝駅に着きました。

そこからしずてつジャストラインの藤枝相良線というバスで、片浜のバス停まで向かいます。
このバスが1時間に1本のペースなので、新幹線に乗り遅れたのは本当に痛手でした。
藤枝駅南口から片浜まではおよそ1時間ありました。
第1章 大鐘家
片浜に着きました。

謎のデザインの看板が目印です。

近くには牛糞の無人販売所がありました。こういう東京にはないものっていいですよね。

少し歩くと、大鐘家の看板。その横では花が綺麗に咲いてます。

着きました。

大鐘家では、季節によって展示が変わるようです。
今は2月なので、ちょうど吊し雛飾りが展示されています。

入る前に、まずはチケットを買う必要があります。
チケットはパンフレットになっていました。500円。

全体図。
ここで、まだお昼ご飯を食べていなかったので昼食を食べます。下調べで目をつけていた、大鐘家のすぐそば(敷地内?)にあるそば処「門膳」です。人が少ない時間帯だったので、広い部屋に案内されました。ここからも大鐘家の庭園を少しばかり見ることができます。でもちょうどテレビでオリンピックがやっていたのでついそっちを見てしまいました。

人気のランチメニュー、田沼膳です。とろろが売りなようです。そばもとろろもおいしく、しかもボリューミーでした。

昼食も終えたところで、いよいよ大鐘家に入ります。

ここには郷土史料館としての価値もあるようで、昔の農具の展示もあったりします。
母屋はドアが閉まっていて入っていいかわからなかったので、とりあえず蔵の史料館から行ってみることにしました。

大鐘家は、柴田勝家の家臣であり、越前丸岡城家老の大鐘籐八郎が移住した地と言われています。
籐八郎は、かつては武士として活躍していたようで、上の写真の展示はその活躍ぶりを示しています。
大鐘家のある相良地域に移住後は庄屋として生きたそうです。
こうして考えると、あまり大鐘婆の伝承はこことは関係ないかも……。

あの歴史の教科書で見た田沼意次から贈呈された盃の展示もされていました。
実は相良地域に田沼意次の城があったようで、それゆえこの地は田沼意次ゆかりの地でもあるようです。
門膳の「田沼膳」も、おそらく田沼意次からつけられたのでしょう。他にも、このあたりには「田沼」の名の付く地名が多かったりします。

蔵の史料館を一通り見終わったので、裏山のあじさい庭園を見てみます。

残念ながらあじさいシーズンではないので少し殺風景ですが、おそらく6月ごろは一面のあじさいで満開になっていることかと思います。

富士山も見える見晴らしの良いスポットもありました。見えるかな?

うーん、残念! 曇っていて見えませんでした。晴れの日に行けたらよかったのですが、仕方ない。
一通り一周したところで、いよいよ本命の吊るし雛飾りを見に行きます。これは母屋でやっていました。


入ってみると、土間の時点ですでに吊るし雛からの歓迎を受けます。

いよいよ土間から居室へ上がります。すると……

圧巻!!! 大量の吊るし雛が出迎えてくれます!

そこにも
そこにも
そこにも
そこにも
そこにも
そこにも
そこにも
そこにも
そこにも、360°見渡す限り一面の吊るし雛! 普段あまり感動とかはしないのですが、この光景には感動を禁じえませんでした。雛ちゃんが好きでいてよかったと思った瞬間でした。

現に、大鐘家の雛のつるし飾りは日本三大吊るし飾りの1つとされているようです。それも頷けますね。

この吊るし雛には一つ一つに様々な想いが込められているようです。



近くで見てもかわいい!

吊るしじゃない雛人形もありました。これも十分豪華ですが……。

最奥にはさらに豪華絢爛な雛人形が!
豪華すぎて雛人形が殿上人をモデルとしていることが一目でわかりますよね。三人官女も五人囃子も左大臣も右大臣も、おえらいさんなのです。

お雛ちゃんの顔見えるかな……。雛人形相手にローアングル撮影をかましてしまいました。誰にも見られてなくてよかった。
そんなこんなで、大鐘家を後にしましたが、管理人さんに誘われて売店に行きました。売店では、大鐘家が推している「百葉茶」の試飲も2杯まで無料で出来ます。100種類の薬草を配合しているそうです。おいしかったです。


やせちゃ〜う
百葉茶を飲みながら、大鐘家を過去に訪れた人の写真を見せてもらいました。お笑いコンビの銀シャリさんやホラン千秋さんとかも来ていたそうです。写真をぱらぱら見てみると、禰󠄀豆子のコスプレ写真もありました。せっかくなので聞いてみると、コスプレ撮影に使ってもよいかという問い合わせもあるようです。いつかあの圧巻の吊るし雛飾りをバックにした雛ちゃんのコスプレ写真が見れるといいなあ。バスで行くと大変なので、車が使える人は車で来ると良いと思います(撮影する際は必ず施設の許可を取ってくださいね!)
http://www3.tokai.or.jp/oganeke/

そんなわけで、大鐘家を後にしました。ただ1周するだけならそこまで時間はかからないとは思いますが、結局2時間弱いました。来てよかったです。
ここからもう一度しずてつジャストライン藤枝相良線で藤枝駅に戻ります。道中に音MADでおなじみの「お弁当どんどん」があって、静岡だなあと思いました。
第2章 京都着
17時ごろ。JR東海道線で藤枝から掛川に行き、掛川から京都へ東海道新幹線で行きます。
ここの出費は予定外なので痛かったですが、普通列車で行くのはつらそうなのでまあヨシ。
京都駅には7時半ごろ着いたわけですが、もうそんな時間ともなると空いているお店は少なく、夕食に困ってしまいます。
せっかくなので「京都っぽいもの」を食べたいけど、「京都っぽいもの」って和菓子と京野菜とぶぶ漬けくらいしか知らないなあ。
そんなことを思いながらあてもなく彷徨っていると、ちょうどいい店を見つけました。

「とんかつとんかつKYK♪」でお馴染みのKYKがありました。
お馴染みじゃない? KYKは関西ローカルのとんかつチェーンで、ローカルCMが有名です。
「とんかつとんかつKYK♪」のサウンドロゴは関西人の耳に強く根付いていると言われています。
まあ僕は関東人なんですけど。
とりあえず、「京都っぽいもの」を考えるときは「関西っぽいもの」を意識すると良いということが今回の旅で得られた教訓です。
とんかつを平らげたのち、ホテルに移動してチェックインしました。
平日だったからかめちゃめちゃ安かったです。
ついでに、叡電のARスタンプラリーは宿泊施設とも連動しているそうなので、フロントで聞いてみましたが、どうやらやってなかったようで、少し気まずい思いをしました。
あと、ホテルは温泉があるということで選んだのですが、温泉はコロナの関係で短縮営業中で、僕が着いたときにはもう閉まっていました。残念。仕方ないので、近くのゲームセンターで夜な夜な遊びました。
旅行1日目のレポートはこんな感じです。2日目に続きます。